YIA受賞者・報告記
2019年度 (第29回日本心血管画像動態学会) 受賞者
- 氏名
- 吉田 和樹
- 所属
- 愛媛大学大学院医学系研究科 放射線医学
- 発表学会名
- ASCI(Asian Society of Cardiovascular Imaging Congress)2019
- 会期
- 2019年3月21日〜23日
- 演題名
- Comparison of Plaque Characteristics Between Coronary Computed Tomography Angiography Based on Diluted Contrast-Injection Protocol and Integrated Backscatter Intravascular Ultrasound.
- 発表形式
- 口演(Oral Presentation)
学会参加報告記
2019年3月21日〜23日にかけて台湾(台北)で開催されたASCI(Asian Society of Cardiovascular Imaging Congress) 2019に参加させて頂きました。ASCIはアジアを中心とした循環器イメージングの国際学会で、今回が13回目の開催になります。本学会は教育講演、シンポジウム、サイエンティフィックセッション/ポスターセッションを中心として構成されており、モダリティもCT、MRI、PET、SPECT、USと様々な内容を扱っています。教育講演では基礎的な内容〜最近おトピックまで、シンポジウムやサイエンティフィックセッション/ポスターセッションでは最先端の研究内容に触れることができ非常に勉強になります。
愛媛大学からは教育講演や座長、ランチョンセミナー、サイエンティフィックセッション/ポスターセッションで計6名の放射線科医師が参加しました。
私は「希釈造影法を用いた冠動脈CTにおけるプラーク性状とIB-IVUSの比較検討」という演題で口演発表させていただきました。初めての国際学会での口演発表であり緊張しましたが、指導医の先生の温かいサポートもあり、何とかのりきることができました。座長の先生からは当院で取り組んでいる希釈造影法に興味を持って頂き、今回の研究内容に対しても興味深いから研究をすすめていくようにとのありがたいコメントも頂くことができました。今後の研究に対するモチベーションがあがりました。
夜は皆でCongress Dinnerに参加しました。台湾の美味しい料理や音楽などの余興を楽しみつつ、海外の著名な先生と対話する貴重な機会を得ることができました。また、学会の合間には少しだけ観光もさせていただきました。「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋を彷彿とさせるような、九彬を訪れることができました。
最後に、本学会に参加するにあたり助成をして頂きました日本心血管画像動態学会の関係者の皆様方にこの場をお借りして心より感謝申し上げます。
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- 学会にて
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- 九份にて