YIA受賞者・報告記
2016年度 (第26回日本心血管画像動態学会) 受賞者
- 氏名
- 三木 崇史
- 所属
- 岡山大学病院 循環器内科
- 発表学会名
- AHA Scientific Session 2016
- 会期
- 2016年11月12日〜16日
- 演題名
- Cardiac Fusion Imaging with Computed Tomography and Doppler Echocardiography in the Assessment of Right Ventricular Outflow Tract Obstruction in Patients with Adult Congenital Heart Disease
- 発表形式
- ポスター
学会参加報告記
2016年11月12日〜16日にアメリカのニューオリンズで開催されたAHA scientific session 2016に参加させていただきました。 私は心臓CTとエコーのFusion imagingが成人先天性心疾患患者の右室流出路の描出・圧較差測定に有効であることをポスターセッションで報告いたしました。
学会に参加した印象として、Structure Heart Diseaseのカテーテルインターベンションや、先天性心疾患とくに成人先天性心疾患のセッションがフォーカスされていると感じました。 冠動脈イメージングのセッションも聴講しに行きましたが、IVUSとOCTの融合画像や新しい60MHzのIVUSの画質が格段に向上していること、OCTで脂質プラークやプラークの炎症箇所をフライスルー画像で可視化できる技術など、初めて視る画像ばかりで冠動脈イメージングの進化に触れ、刺激を受けました。
展示ブースではPCSK9阻害薬がかなり大々的にPRされていましたし、日本ではまだ発売されていないARNIやチカグレロールもアメリカではすでに大きく宣伝されていました。
また、ニューオリンズといえば「ジャズの街」ですが、滞在中に何件かのジャズバーを巡り、本場の雰囲気を楽しむこともできました。
このような大きな規模の国際学会に参加することができ、充実したアメリカ滞在を経て、今後の研究へのモチベーションがさらに高まりました。
最後に、今回のAHA参加をサポートしていただいた日本心血管画像動態学会に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
-
- 学会会場前にて
-
- ポスター発表
-
- ジャズバーにて